電力用に通信用?電線に関して抑えておきたい基本情報

電力はどうやって送られてくる?

2018年09月11日 17時22分


わたしたちの生活に欠かせない電力ですが、これらの電力は日本各地にある火力発電所や水力発電所などから、電線を通して導かれています。
それでは実際に、これらの発電所で作られた電力は、一体どのような経路を辿って私たちの元まで運ばれてくるのでしょうか。
 
電力をつくる発電所がスタート
電力を私たちの元に届くまでの経路として、最初にスタートするのが電力をつくる「発電所」です。
発電所でつくられる電力は、それぞれの変電所にちょうど良い電圧に変換されてから送電線を通って送られます。
発電所で作られる電力は超高電圧といわれていますが、これらの電気は送電線を通して変電所に送り、何度も変電を繰り返すことによって電圧を下げています。
 
電圧を下げるための変電所
発電所でつくられる電力は非常に高圧であることから、そのままの状態で一般家庭の電子機器や電化製品に使うことはできません。
電圧が高いまま電気を送電するのは、電気のエネルギーを損なうことなく送るために必要なことです。
そのため、送電線を通して変電所に送るまでは電圧は高いままで、変電所に到着したときの電力は段階により少しずつ電圧を下げることで
各家庭などの電気引込口に送られるというわけです。
 
配電用の電線を通して電気は電気機器に配られる
電圧を調整して配電用の電線を通して電気引込口まで引込んだ電力は、その後ここまでのルートを使って大きめのビルや工場などに配電されます。
ビルや工場で使用するような高圧電力はこのままだと家庭内で使用することができません。
そのため、消費地の変電所に運ばれた電気は、電圧を落とした状態にしてから配線用の電線を通して各家庭に配られるようになります。
何らかの理由で一部の電線から各家庭に電気を送電できないという場合に至っても、
別の電線から電気を送電できるように電線の数は交差しながら広く張り巡らされています。